●ざっくりPDCA 新米リーダーをらしく見せる24のコツ
4月も中盤に差し掛かり、組織体制に大きな変化もあった方が多いのではないでしょうか。
まして、始めて人の上に立つ立場となった人がいれば、不安に感じる人も多かと思います。
しかし、これまでと違う立場に立つということは、それだけ自分の幅を広げるチャンスですし、もし成果につながることができたならば、そのぶん自分の評価を上げることも出来ます。
もし、リーダーを任されて日が浅ければ、今はまだしっかりと備える時間です。
バッチリと準備を重ね、今までの自分より一歩進んだ自分を目指しましょう。
著者である株式会社HRインスティテュートさんは、「使えるコンサルティング」「実効性のある研修」を柱としたコンサルティンググループ。具体的かつ即効性のあるコンサルティング、ワークアウト、研修(ノウハウ・ドゥハウ)などのプログラムを展開し、多くの企業で採用され実績をあげている。
はじめに
スポーツをしたことがある人は経験があると思うのですが、スポーツで上手くなろうと思った時、まずはしっかりと型を知ることから始めると思います。
例えば野球であれば、バットの素振りやスキージャンプのフォームの確認など。
リーダーについても同じことが言えます。
リーダーにもリーダーのカタチがあり、その型を学ぶことで、リーダーらしく振舞うことができ、気がつけば本物のリーダーとして動くことができるようになっているでしょう。
こんな人におすすめ
・ これからリーダーとしてチームを動かしていく人
・ 新米リーダーから本物のリーダーになりたい人
リーダーとして任命されたら、まず最初に読みたい本です。
特にまだリーダーとしての経験がない人、リーダーとしての振る舞い方を知らない人にオススメです。
この本では、リーダーとしての振る舞い方をPDCAを通して、教えてくれます。
またPDCAはビジネスマンのスキルとして必須項目ですので、一度読んでおいて損のない一冊です。
この本の学び
バケツの水がこぼれるまで注ぎ続ける。するとそれまでよりも大きな容量のバケツが必要になる。これを「成長」という。
「時計をつくる」昼や夜のどんなときにも、太陽や星を見て、正確な日時を言える珍しい人に会ったとしよう。この人物は、時を告げる驚くべき才能の持ち主であり、その才能で尊敬を集めるであろう。しかし、その人が、時を告げる代わりに、自身がこの世を去った後も、永遠に時を告げる時計を作ったとすれば、もっと驚くことではないだろうか。すばらしいアイデアを持っていたり、すばらしいビジョンを持ったカリスマ的指導者であるのは、「時を告げること」であり、1人の指導者の時代をはるかに超えて、いくつもの商品のライフサイクルを通じて繁栄し続ける会社を築くのは「時計をつくる」ことである。
PDCAをうまく回して、チームを思う通りに動かし、チームとともに成長する。
PDCAによるスパイラルアップを利用して、成長が促される。
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