バナナの未来について考える(その①)

スポンサーリンク

誰もが一度は食べたことがあるバナナ。

そんなバナナが今、絶滅の危機にあるって知ってますか?

  • 1950年代にグロス・ミッシェル種を襲った‘パナマ病’
  • 2018年から猛威を振るっている‘新パナマ病’

1950年代にグロス・ミッシェル種を襲った‘パナマ病’

皆さんが食べているバナナにも品種があるのを知っていますか?

品種といえばリンゴでいう‘ふじ’や‘紅玉’、ブドウでいう‘巨峰’や‘デラウェア’ですね。

でもバナナの品種って聞かないですよね。

実は皆さんが食べているバナナって1品種しかありません。

それはキャベンディッシュ種です。

しかし、キャベンディッシュ種は後発の品種になります。

それまではグロス・ミッチェル種というものが主流でした。

そのグロス・ミッチェル種が、1950年代にパナマ病の脅威により絶滅してしまったのです。

バナナは株分けにより増やすため、すべての個体で同一の遺伝子を持っています。

つまり遺伝子の多様性という観点から見ると、病気に対する抵抗性は著しく低かったわけですね。

2018年から猛威を振るっている‘新パナマ病’

グロス・ミッチェルが姿を消した後、救世主となったのがキャベンディッシュ種です。

キャベンディッシュ種はパナマ病に対する抵抗性を有するだけでなく、その食味の良さも相まって急速にその地位を確立していったのです。

つまり私たちが普段食べているものはキャベンディッシュ種というわけですね。

簡単に皮がむけて、種もなく、甘くて美味しい。

そんなバナナは今や日本人の好きな果物ランキングでも一位の座を確立しています。

データ引用元:日本バナナ輸入組合,「第12回 バナナ・果物消費動向調査」,(2016)

そのキャベンディッシュ種が今、絶滅の危機にあるんです。

それが‘新パナマ病’です。

キャベンディッシュ種も株分けによって繁殖しており、グロス・ミッチェル種と同じく、天敵が現れた時に歯止めがきかなくなるわけですね。

さらにフィリピンの干ばつも相まって日本への輸入量は急減しています。

データ引用元:総務省貿易統計

つまり私たちの食卓からバナナが姿を消す日も遠くないかもしれませんね。

 

夫の日記日記
スポンサーリンク
スポンサーリンク
u-aiをフォローする
スポンサーリンク
住んで埼玉

コメント

タイトルとURLをコピーしました